カスペルスキーは3月13日、2024年のカスペルスキー製品による、フィッシングと詐欺サイト、および悪意のあるメールとスパムメールの検知・ブロックに関する結果を発表した。その概要は以下のとおり。

■フィッシングと詐欺サイト

2024年、カスペルスキー製品は、ユーザーがフィッシングサイトへアクセスする試みを8億9,300万回以上ブロックした。2023年の7億1000万回から26%増加している。

Booking、Airbnb、TikTok、Telegramなどの有名ブランドを装ったフィッシングサイトを多数発見。現在も継続中のある攻撃では、TikTok Shop(日本ではサービス無し)の販売者側の認証情報を窃取する偽のログインページを作成していた。さらに、犯罪者たちはトレンドのニュースを利用して、暗号資産(仮想通貨)ゲームの「Hamster Kombat」やTONブロックチェーンのTONウォレットなど、話題になっているトピックを絡めた詐欺のスキームを仕掛けている。

■悪意のあるメールとスパムメール

2024年、カスペルスキー製品は、悪意のあるメールの添付ファイルを開こうとする試みを、個人ユーザーと企業ユーザー合わせて1億2500万回以上ブロックした。

サイバー犯罪者は、企業を狙う悪意のあるメールによる攻撃で、さまざまな戦術を使用していた。例えば、悪意のあるコンテンツを含むパスワードで保護されたアーカイブや、無害な画像に見せかけたSVG形式の画像の添付などの手口を確認している。

攻撃者は、偽の裁判所からの通知、架空の取引、偽の公式通知などを通じて、悪意のある添付ファイルをクリックさせるように企業ユーザーを仕向けていた。 スパムメールの発信元のトップ5は上位から順に、ロシア(36.18%)、中国(17.11%)、米国(8.40%)、カザフスタン(3.82%)、日本(2.93%)だった。

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