NordVPNは2月28日、無料動画サイトや偽装サイトに関するセキュリティリスクを分析した調査結果を発表した。その概要は以下のとおり。
■フィッシングの標的となったブランド
フィッシング詐欺の標的として最も多く利用されているのは、Google、Facebook、Microsoftの3大ブランド。特にGoogleは最多の偽装サイトが確認されており、その数は8万5000件以上。Googleアカウントの認証情報を盗むために、正規のログインページに似せた偽サイトが作られている。
Facebookは約6000件の偽サイトが確認され、ユーザーのアカウント情報や個人データを抜き取る手口が多発。Microsoftは約5000件の偽サイトが発見され、特に企業向けアカウントの乗っ取りが狙われている。
その他、AT&T、Yahoo!、Netflixといったブランドも偽装の対象となっており、それぞれ約4000件のフィッシングサイトが確認されている。
■マルウェア感染リスクが高いサイトカテゴリー
マルウェア感染のリスクが最も高いのは無料動画サイトで、NordVPNのセキュリティ機能であるThreat Protection Proは2024年、15億件以上のマルウェア感染をブロック。次いでエンターテインメントサイトが約10億件、スポーツ関連サイトが1.2億件、アダルトサイトが1.09億件と続く。
ファイル共有サイトも7400万件の感染が確認されており、特に違法ダウンロードを扱うサイトは注意が必要。特に無料動画サイトには、さまざまなセキュリティとプライバシーの脅威が含まれている傾向がある。マルウェアだけでなく、侵入的な広告やトラッカーも含まれる。
過去1年間でThreat Protection Proは無料動画サイトだけで約70億の広告と1190億を超えるトラッカーをブロック。これは、2024年にThreat Protection Proによってブロックされたすべてのトラッカーの25%に相当する。
日本はアジアで最もマルウェアの影響を受けた国であり、合計で1億613万9174件、1デバイスあたり月間1315件のマルウェア感染が確認されている。
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