チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの脅威インテリジェンス部門であるチェック・ポイント・リサーチ(CPR)は2月18日、2025年1月の最新版「Global Threat Index」を発表した。レポートでは、FakeUpdatesが依然としてサイバー環境の重大な脅威であり、ランサムウェア攻撃の助長に重要な役割を果たしている点を焦点としている。その概要は以下のとおり。

RansomHubの関連組織がPythonベースのバックドアマルウェアを利用して持続的なアクセスを維持し、さまざまなネットワーク上にランサムウェアを展開していたことが分かった。

このバックドアマルウェアは、FakeUpdatesが最初にアクセスを獲得した直後にインストールされ、AIの支援によるコーディングパターンとともに高度な難読化技術を駆使する。この攻撃には、RDP(リモートデスクトッププロトコル)を介した横方向の移動が含まれ、スケジュール済みタスクの作成によって継続的なアクセスを確立していた。

■国内で活発な上位のマルウェアファミリー

2025年1月に最も流行したマルウェアはAndroxgh0stで、国内企業の1.10%に影響を与えた。次いでRemcosが2024年11月から引き続き2位となったが、影響値は0.83%と低下している。3位には影響値0.55%でLamer、AsyncRat、前月の国内ランク首位から順位を下げたFakeUpdatesが並んだ。

■グローバルで活発な上位のマルウェアファミリー

2025年1月はFakeUpdatesがグローバルで最も流行したマルウェアとなり、全世界の組織の4%に影響を及ぼした。続くFormbookとRemcosはともに影響値3%。

■モバイルマルウェアのトップ

2025年1月に最も流行したモバイルマルウェアのランキングでは、リモートアクセスとランサムウェアの機能で知られるAnubisが前月から続けて首位に。続く2位にはAhMythが順位を上げ、トロイの木馬ドロッパーのNecroは前月2位から順位を下げている。

■世界的に最も攻撃されている業種、業界

2025年1月、世界的に最も攻撃されている業界は「教育・研究」で、6カ月連続でトップにランクイン。2位は「政府・軍関係」、3位は「通信」だった。

■最も活発なランサムウェアグループ

二重脅迫の手法を駆使するランサムウェアグループが運営するリークサイト(Shame Sites)から得られたデータによると、1月に最も活発だったランサムウェアグループはClopで、公表された攻撃のうち10%に関与していた。次いで多かったのはFunkSecで全体の8%に関与しており、3位はRansomHubで全体の7%を占めていた。

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