サイバーセキュリティクラウドは8月7日、2026年4月1日~2026年6月30日を対象とした「Webアプリケーションへのサイバー攻撃検知レポート」を発表した。その概要は以下のとおり。

●2026年4-6月期の攻撃検知件数は、合計約7億9475万件。1日あたり平均約873万件、1秒あたり約101回の攻撃を検知した。

●前四半期(2026年1-3月期、約7億699万件)比で約12.4%増、前年同期(2025年4-6月期、約5億2,655万件)比では約1.5倍(+50.9%)に拡大した。

●イタリアを発信元とみられる攻撃が6月に急増し、前月の約142倍、前年同期比では約75倍に拡大。6月単月の全世界検知件数の約2割を占めた。

●攻撃種別では「Web scan」が引き続き最多だが、構成比は前年同期の43.9%から39.1%へ縮小し、「PHPUnit」「ブルートフォース」を狙った攻撃の構成比が拡大した。

今回の分析から、既知の脆弱性や設定不備を狙った攻撃が継続的に実施されるとともに、自動化された大規模な探索活動が活発化している実態が確認された。また、攻撃件数や発信元だけでなく、攻撃内容や攻撃基盤まで分析することで、攻撃者の意図や攻撃キャンペーンの特徴を把握し、防御へ迅速に反映することの重要性が改めて示された。

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