FFRIセキュリティは6月28日、マルウェアの攻撃プロセスを記録するIOAレコード機能や、ユーザー組織内におけるセキュリティソリューションの連携を強化するWebAPI機能、ATT&CK対応の追加など、インシデントレスポンスや運用を支援する新機能を盛り込んだ「FFRI yarai Version 3.6」をリリースしたことを発表した。
■「IOAレコード」機能
従来のFFRI yaraiでは、マルウェアを検出した際の最後の動作がログとして出力されていたが、IOAレコード機能を利用すると、サイバー攻撃として利用される特定の動作を記録し、マルウェアがどのようなプロセスで攻撃を行っていたのかを遡って把握できる。これらの情報は、インシデントレスポンスに役立つだけでなく、セキュリティ体制の強化にも役立つ。
■WebAPI機能
従来のブラウザーを介したクライアント及びマルウェア情報の操作・閲覧だけでなく、クライアント情報やマルウェア情報、IOAレコードの情報をAPIを使用して取得することが可能に。ユーザーは自社のセキュリティソリューションとの連携強化を図ることが容易となり、運用負荷が低減する。
■不正停止検出機能
FFRI yaraiは旧バージョンでも強制停止後の復旧機能を搭載していたが、新バージョンでは、プログラムが正規・非正規かを問わず、FFRI yaraiの強制停止を試みる動作を検出し、FFRI yaraiを不正停止から保護する。
■各エンジンの強化
検出ロジックの更新や、ATT&CKをカバーする検出ロジックを強化することで、静的検出・動的検出とも検出精度が向上した。
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