NRIセキュアテクノロジーズは10月15日、生成AIやAIエージェントを活用したソフトウェア開発(AI駆動開発)を進める企業・組織を対象に、「AI駆動開発向けセキュリティ支援サービス」の提供を開始することを発表した。

このサービスは、AI活用に関するルール整備から脆弱性対応に至るまでの、以下の4つの支援メニューを提供する。

1.AIエージェント利用に関するガイドライン整備支援

AIエージェント利用時のリスクと運用ルールを整理し、組織全体で参照するガイドラインと、ツールごとの設定や利用方法を定めるガイドラインの整備を支援。利用者と管理者それぞれに求められる役割を整理するとともに、AI利用に伴う自組織のセキュリティリスクとその対策に関する判断基準を明確にすることができる。

2.セキュアなAIエージェントハーネスの整備・内製化支援

AIエージェントが参照すべきルール、利用できるツールや作業手順、想定される成果物などをあらかじめ定義した、指示ファイルや設定の一式(AIエージェントハーネス)を整備。ハーネスには、組織が想定するセキュリティリスクを最小化できるよう、ルールやセキュリティ要件を最適な形で反映する。これにより、AIエージェントによる開発時のセキュリティリスクの低減も図ったハーネスを実現することができる。さらに、これらを自組織で見直し、改善していけるように、継続的な見直しや運用も支援する。

3.AI組込型 セキュア開発プロセス設計構築支援

AIが生成した成果物に起因するリスクに対応するため、開発プロセス全体を設計・提案。開発からリリースまでの工程の自動化を行うCI/CD[ii]をベースに、AIが中心となって生成する成果物の中で品質基準を満たさないものを次の工程へ進ませない仕組みの構築も可能。AI駆動開発の開発速度を維持しながら、AI特有のセキュリティリスクを考慮したセキュリティ対策を組み込んだ体制づくりを支援する。

4.脆弱性トリアージ AI自動化支援

開発の成果物や運用中のシステムに脆弱性が検知された際に、脆弱性情報、脅威情報、資産情報、組織のリスク許容度や選好度などを組み合わせて対応を検討する必要がある。このサービスでは、AIを活用した、対応すべき脆弱性の優先度付け(トリアージ)の仕組みを導入支援することで、トリアージ業務の自動化および効率化を推進。人による最終判断を維持しながら、確認作業の負荷を減らし、優先度の高い脆弱性への早期対応を目指す。

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