チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは6月1日、エクスポージャー管理用Agentic Exposure Validation(AEV)の提供を開始した。このAEVは、AIを悪用する攻撃者に対し、防御側が対等に立ち向かえるよう支援する。

現在、AnthropicのMythosやOpenAIのGPT-5.5といった最も高度な汎用モデルであるフロンティアAIモデルは、悪用可能な脆弱性を大規模かつ自律的に発見する能力を持つに至っています。経営陣やCISOにとっての問題は、もはやパッチ適用が済んでいるかどうかではなく、「今この瞬間に攻撃者が実際に悪用し得る脆弱性は何か、どうすればそれを攻撃者より先に発見できるか」です。AEVは、その問いに答えを出します。

Agentic Exposure Validation(AEV)が活用するのは、攻撃者のように推論するAIエージェント。組織固有の環境全体と、エクスポージャーデータ、資産コンテキスト、リアルタイムのエクスプロイトリサーチ、脅威インテリジェンス、および既存の保護カバレッジを相関分析することで、あるエクスポージャーが実際に悪用可能かどうかを判定する。

AEVは、静的な深刻度スコアではなく、安全な実証・検証サイクルに従って処理。関連性の高い資産またはCVEを分析し、得られた知見をチェック・ポイントのリアルタイム脅威インテリジェンスで強化したうえで、その侵害経路が既存のコントロールによってすでに遮断・保護されているかどうかを確認する。

その後、業務の妨げとなる手法を使わず、攻撃者の推論を模倣した標的型の検証を展開。その結果、エクスポージャーを直接的なエビデンスで実証するか、侵害経路がすでに遮断されていた場合には新たな攻撃経路に移るか、または脅威を完全に排除するといった判断を下す。

AEVは、継続的脅威エクスポージャー管理(CTEM)プログラムにおける重要な検証機能として、お客様の組織が業務の根幹にAIを組み込む中で、エクスポージャーの発見と優先順位付けから、自信を持ち、エビデンスに基づいたエクスポージャーの削減へと移行できるよう支援する。

その効果は早期導入のユーザーによってすでに実証されており、AEVは、既知の悪用事例が存在していない数十件の脆弱性に対し、新たなエクスプロイトを生成することに成功したとしている。

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