チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの脅威インテリジェンス部門であるチェック・ポイント・リサーチ(CPR)は6月25日、5月の最新版Global Threat Index(世界脅威インデックス)を発表した。その概要は以下のとおり。
比較的新しいランサムウェアグループであるSafePayが急速に勢力を拡大し、5月、二重恐喝の手口を用いる最も活発なグループとしてトップに躍り出た。一方、FakeUpdatesは依然として最も広範囲に拡散するマルウェアとして世界中の組織に影響を与え続けている。教育分野は引き続き最も標的にされやすい業界となっており、教育機関全体の脆弱性が続いていることを反映している。
■国内で活発な上位のマルウェアファミリー
5月に最も流行したマルウェアはFakeUpdatesで、影響値は3.26%だった。続く2位のAndroxgh0stは2.51%、Remcosは2.01%に影響を与えた。
■グローバルで活発な上位のマルウェアファミリー
5月に最も流行したマルウェアは前月に続きFakeUpdatesで、全世界の組織の5%に影響を及ぼした。続く2位のRemcosと3位のAndroxgh0stの影響値はそれぞれ3%だった。
■最も活発なランサムウェアグループ
二重脅迫を行うランサムウェアグループが運営するリークサイト(Shame Sites)のデータによると、5月に最も活発だったランサムウェアグループはSafePayで、企業の大小を問わず攻撃対象としている。攻撃の手法は日々進化しており、グループ間での競争も激化している。
■モバイルマルウェアのトップ
5月に最も流行したモバイルマルウェアはAnubisで、AhMythとNecroがそれに続いている。
■世界的に最も攻撃されている業種および業界
5月、世界的に最も攻撃されている業界は、引き続き「教育・研究」だった。2位は「政府・軍関係」、3位は「通信」。これらの業界は、重要なインフラと大規模なユーザー基盤を持つことから、幅広いサイバー攻撃にさらされやすく、格好の標的となり続けている。
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