ラックは8月20日、同社のセキュリティ専門家が2024年4月~6月に間に分析・調査・侵入テストを実施する中で得た最近の脅威の傾向や特徴を洞察としてまとめた「LAC Security Insight 第9号 2024 夏」を公開したことを発表した。その概要は以下のとおり。
●サイバー119の出動傾向
マルウェア関連による被害の相談が37%、サーバー不正侵入による被害の相談が31%で、両者で全体の68%を占めている。マルウェア関連による被害の相談は前四半期(30%)と比較して増加しているが、前年同期(39%)と比較して減少している。
一方、サーバー不正侵入による被害は前四半期(47%)および前年同期(40%)と比較して減少している。また、内部不正による被害の相談は12%で、前四半期(7%)および前年同期(3%)と比較して増加している。
●重要インシデントのトピックス
重要インシデント(検知件数の多寡を問わず攻撃の成功を確認もしくは被害が発生している可能性が高いと判断されるセキュリティインシデント)の合計件数は96件。内訳はインターネットからの攻撃によるインシデントが22件(22.92%)、ネットワーク内部からの通信によるインシデントが74件(77.08%)で、前四半期と比較してインターネットからの攻撃によるインシデントが増加した。
●特集:続・SSL-VPN機器を狙った攻撃
2023年秋の「LAC Security Insight 第6号」の特集で紹介した「SSL-VPN機器を狙った攻撃」について、その後2024年に入ってから行われているIvanti社製品の複数の脆弱性を悪用した通信、Fortinet社製品の脆弱性を悪用した通信、Palo Alto Networks社製品の脆弱性を悪用した通信を中心に、SSL-VPN機器に関する脆弱性情報と攻撃検知数の推移について紹介する。
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