ソフォスは1月23日、同社による調査レポート「CryptoGuard:ランサムウェアへの独自の対策」を公開、サイバー攻撃者によるリモートランサムウェアの使用がこの1年間で62%増加したと発表した。
リモートランサムウェアとは、十分に保護されていないエンドポイントを侵害して、同じネットワークに接続されている他のデバイスのデータをリモートから暗号化する攻撃のことだという。悪意のあるバイナリやその実行がローカルで行われるのではなく、ファイルが暗号化されるコンピュータとは別のコンピュータにマルウェアが存在し、実行する。
2013年に発生したCryptoLockerがリモート暗号化を用いた最初のランサムウェアとされ、その後手法が広がったことで、現在、Akira、ALPHV/BlackCat、LockBit、Royal、Black Bastaといったランサムウェア組織が、意図的にリモート暗号化攻撃を仕掛けるようになった。
リモート暗号化は、リモートでファイルを暗号化するため、デバイスに導入されている従来のランサムウェア対策では、悪意のあるファイルや操作を確認できず、不正な暗号化やデータの損失を防げないという。リモート暗号化が増えていることを受け、あらためて対策の必要性を訴えている。
