チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの脅威インテリジェンス部門である、チェック・ポイント・リサーチ(CPR)は7月9日、7月8日から先行開催のAmazonプライムデー2025に合わせ、買い物客を狙い急増が見込まれるサイバー犯罪に関する注意喚起を行った。その概要は以下のとおり。
買い物客を狙うフィッシング攻撃はすでに始まっており、新たにインターネット上に出現したAmazonに似た名称のドメインは、6月だけで1000件を超えている。そのうち87%はすでに「悪意がある」または「疑わしい」と判断され、これらのドメインの多く、特に高リスクのドメインでは81件中1件に「Amazon Prime」という言葉が含まれている。
●プライムデーを安全に過ごすための対策事項
1.URLを確認する:悪意あるドメインの多くは本物のAmazonのURLに酷似している。余分な文字や不審な末尾(.topや.onlineなど)、ブランド名がハイフンで結ばれていないかなどの点に注意する。
2.メール内のリンクはクリックしない:Amazonアカウントに関するメールを受信した場合、リンクはクリックせず、ブラウザーで直接www.amazon.comを開くか、Amazon公式アプリを使用する。
3.HTTPSと南京錠アイコンを確認する:個人情報を入力するウェブサイトでは必ずHTTPSが使用されていることを確認し、アドレスバーの南京錠アイコンの表示も確認する。ただし、悪意あるサイトの中には偽の南京錠アイコンを表示している場合もあるため、URLそのものを必ず確認する。
4.強力かつ他で使用していないパスワードを使用し、2要素認証を有効にする:パスワードマネージャーを使用して強力なパスワードを生成・保管し、Amazonアカウントで2要素認証を有効にして、アカウント乗っ取りのリスクを低減する。
5.緊急性や圧力を使う手口に注意する:詐欺犯は多くの場合、相手をパニックに陥らせ慌てて行動するよう仕向ける。「すぐに行動しなければアカウントを停止する」といったメッセージは警戒する。
6.過剰に好条件の取引には疑いを持つ:好条件すぎる場合、特にAmazonの公式サイト以外では、詐欺の可能性が高まる。おとりとして多く使用されるのは、ラグジュアリー品や電子機器の極端な割引。
7.安全な支払方法を使用する:可能な限り、安全で追跡可能な支払方法を選択する。バーチャルクレジットカードや支払いアプリなどでは追加の保護が得られ、詐欺に遭った際にも被害を主張しやすくなる。
関連リンク
