オープンテキストは11月29日、今年の最も悪名高いサイバー脅威に焦点を当てた「2024年最も厄介なマルウェア」リストを発表した。その概要は以下のとおり。
2024年、最も悪質なマルウェアとして再び首位に位置づけられたのは、ランサムウェア・グループのLockBitだった。LockBitは回復力の高さと重要ターゲットへの執拗な追跡で知られ、当局の取り締まりを巧妙に回避してきた。
最も悪質なマルウェアとして再び首位に位置づけられたランサムウェア・グループのLockBitは、FBIの2023年「インターネット犯罪レポート」によると、重要なインフラを標的とした175件の攻撃が報告されており、その持続力と適応能力を裏付けている。FBIとLockBitの間で続く対立は、今日のランサムウェア市場の執拗さとその技術の高度化を示している。
■2024年の最も悪質なマルウェア
●LockBit:FBIの取り締まりにも動じず、再びトップになっている。LockBitは100万社もの企業を標的とし、2024年にはランサムウェアの最重要な脅威として位置づけられている。
●Akira:ダークウェブの世界に80年代の美学を持ち込み、容赦ない暗号化戦術と迅速な展開で急速にランキングを上げている。中でもヘルスケア、製造、金融の領域で積極的に活動しており、関連企業にとってはRaaSモデルを代表する脅威として地位を確立している。
●RansomHub:Black Cat(ALPHV)グループの末裔と噂されるRansomHubは、著名な企業・団体をターゲットとして突如登場した。全米家族計画連盟を攻撃した同グループは、機密性の高い患者データを窃盗して身代金を要求し、これを公開すると脅迫したことで注目を集めた。
●Dark Angels:影響力の大きな攻撃を主要ターゲットに集中させることで知られており、手加減を知らない。高度な侵入方法を駆使し、7500万ドルもの高額な身代金を受領しており、今年最大のフォーチュン50企業への攻撃の一つとして足跡を残した。
●Redline:ランサムウェアではなく、巧みな回避戦術による認証情報・機密情報の窃盗に特化しており、さまざまな業界で頭痛の種となっている。
●Play Ransomware:知名度の高い攻撃で波紋を広げており、執拗かつオールマイティな存在。公共部門や民間部門を標的とし、FortiOSの脆弱性やRDPサーバーを悪用するなど、常に手法を進化させて被害者を翻弄する。
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