Cloudflareは1月23日、「APIセキュリティおよび管理レポート2024」を発表した。その主な調査結果は以下のとおり。
●思いもよらない業界でもAPIトラフィックの量は大幅に増加中
APIによってシームレスな連携が可能になったことから、さまざまな業界でAPIの普及が加速している。2023年にAPIトラフィックのシェアが最も高かった業界は、IoT、鉄道、バス・タクシー、法務サービス、マルチメディア・ゲーム、物流・サプライチェーンだった。
●APIトラフィックはインターネットトラフィックの大半を占める
APIは世界中の動的インターネットトラフィックの大部分を占めており(57%)、Cloudflareが保護している各地域のインターネット上でも、過去1年間で利用量が増加した。特に2023年にAPIの導入が爆発的に増え、トラフィックシェアが最も高かった地域はアフリカとアジアだった。
●APIは頻繁に増加する数々の脅威に直面している
APIの人気の高まりは同時に攻撃量の増加も引き起こしており、HTTP異常、インジェクション攻撃、ファイルインクルードは、Cloudflareによって軽減された最も一般的な攻撃手法の上位3つとなった。
●シャドーAPIは脅威アクターに無防備な侵入経路を提供している
機械学習によって検出された(APIがソフトウェアプログラムに接続する場合の)API RESTエンドポイントの数を、企業・組織が把握している識別情報と比較すると、機械学習で検出した件数が約31%も多くなった。企業・組織は自らが使用しているAPIを完全に把握しきれていないことが明白。
●DDoS軽減ソリューションはAPIを保護する最も効果的なツールの一つ
APIの脅威に適用されたすべての軽減策の3分の1(33%)は、すでに導入されているDDoS攻撃対策によってブロックされた。
関連リンク
