キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は3月26日、「2023年サイバーセキュリティレポート」を公開した。レポートでは、近年サイバー攻撃者から注目されているプログラミング言語「Go」で実装されたマルウェアや、WAF(Web Application Firewall)をすり抜けた攻撃事例およびペネトレーションテストによる改善方法など、2023年に発生したサイバーセキュリティの脅威動向や検出されたマルウェアとその対策について解説している。その概要は以下のとおり。

■Goマルウェアの2023年動向

「Go」は、2009年にGoogle社によって開発されたオープンソースのプログラミング言語で、近年Goマルウェアはサイバー攻撃者から注目を集めている。2023年は国内において一時的に検出数が急増していることが確認された。Goマルウェアは比較的新しいマルウェアのため、ESET検出数の観点では、いまだ従来のマルウェアに比べると脅威は大きくないが、その存在は無視できない状況で、現時点から動向を注視する必要がある。レポートでは、Goマルウェアがサイバー攻撃者から関心を寄せられている理由について考察している。

■Webアプリケーションのセキュリティ対策と課題

Webアプリケーションのセキュリティを強化する手段として、WAFが広く採用されている。WAFは異常なトラフィックや攻撃を検知し、必要に応じて遮断することで組織のWebアプリケーションを保護するが、WAFによるセキュリティ対策にも限界があり、すべての攻撃に対処することは容易ではない。WAFの弱点を理解し、それを補完する追加のセキュリティ対策を検討することも必要。レポートでは、その一手段としてペネトレーションテストを紹介している。

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