Hornetsecurityは10月27日、ランサムウェア攻撃を受けた経験と、組織の防御・復旧対策に関する調査結果をまとめたレポート「2027年版 ランサムウェア攻撃レポート」を発表した。その概要は以下のとおり。

ランサムウェア攻撃を受けた組織は約18%で、前回の24%から低下し、2024年10月時点(18.6%)とほぼ同水準となった。災害復旧計画の策定率は84%(前回82%)、バックアップの保護は91%に達し、基本対策は定着している。身代金を支払った組織は約3%にとどまる。

侵入経路はメール/フィッシングが52%(前回46%)で最多。次いで侵害されたエンドポイントが27%、脆弱性の悪用が7%だった。これを受け、セキュリティ意識向上トレーニングの提供率は84%(前回74%)へ10ポイント上昇した。

一方、84%が生成AIで攻撃への懸念が高まったと回答したが、AI生成のフィッシングを確実に見抜けると考える回答者は9%にとどまる。メール対策、従業員教育、IDとエンドポイントの保護、バックアップと復元を連携させ、攻撃の防止から検知、対応、復旧までを一貫して強化する必要がある。

関連リンク

プレスリリース