アイ・ティ・アール(ITR)は5月19日、国内のDDoS攻撃対策市場規模推移および予測を発表した。その概要は以下のとおり。

DDoS攻撃対策市場の2024年度の売上金額は94億円、前年度比12.3%増となった。2024年末から2025年初頭にかけて、国内では金融機関や航空会社、通信事業者などの重要インフラを標的としたDDoS攻撃が増加し、サービス障害が相次いで発生した。

また、生成AIを悪用した攻撃の高度化・大規模化や、フィッシング攻撃とDDoS攻撃を組み合わせた複合型攻撃の登場など、攻撃手法の多様化も進んでいる。さらに、DDoS攻撃代行サービスの活用により攻撃実行のハードルが低下し、攻撃発生頻度も上昇している。

こうした状況を背景に、企業における対策需要は今後いっそう高まるとみられる。2025年度の市場規模も2桁成長を維持する見通しで、同市場の2024~2029年度のCAGR(年平均成長率)は8.3%を予測している。

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