Genは9月27日、2024年第2四半期の脅威レポートを発表した。レポートによると、2024年4月から6月までの今四半期は、サイバー攻撃が6四半期連続で記録的な増加を続けてきた後、初めて減少。一方で、毎月10億件を超える多様な攻撃が依然としてブロックされており、前年比で46%増加していた。また、日本はロマンス詐欺が前四半期と比較すると日本は51%増加し、詐欺リスクが最も高く、世界で1番だったという。

レポートの主なトピックは以下のとおり。

■ウイルス対策ソフト詐欺の復活

今日、サイバー犯罪者はウイルス対策ソフトに関する古い詐欺を再び利用しており、サイバー犯罪者たちはウイルス対策ソフト詐欺を下記2つの工夫を加えて実行している。

・実際のウイルス対策ソフトの宣伝

偽のソフトウェアをインストールさせるのではなく、有名なウイルス対策ソフトブランドを宣伝するようになった。更新プロセスは実際のウイルス対策ソフト会社のウェブサイト上で実行されるため、信頼性が増してしまう。

・Windows通知システムの悪用

サイバー犯罪者たちは、Windows通知システムを悪用して、アラートを本物のシステムアラートのように見せかける。この手口は詐欺をより信憑性のあるものに見せ、消費者に迅速な対応を迫る。

◎被害規模

今期だけでも、Genでは100万人以上のユーザーをこれらのサイバー攻撃から保護した。サイバー攻撃は世界中で発生しているが、特に北米、南米、ヨーロッパで活発に行われており、インドや日本でも重大な事件が報告されている。

サイバー犯罪者が過去に数百万ドルを荒稼ぎした以前のウイルス対策ソフト詐欺では、恐怖心と切迫感を悪用する手口が効果的であったが、現在では本物のウイルス対策ソフトやWindows通知システムを悪用した不正広告により、いっそう正当性が加わったことで説得力が高いものとなっている。

■サイバー犯罪者は引き続きロマンス詐欺を仕掛けている

ロマンス詐欺の発生率は、2024年第2四半期も大きな変化はなかった。しかし、サイバー犯罪者たちがこの手法を長年に渡って使い続けていることから、効果がある手法であると証明されているということでもある。

2024年第1四半期と比較して、ロマンス詐欺のリスクが最も高かったのは51%増加で日本が世界で1位だった。しかし、第2四半期の詐欺リスクの高い上位10か国はすべてヨーロッパで、ノルウェー、デンマーク、ポーランド、ドイツが上位を占めた。

■テクニカルサポート詐欺は引き続き高く、減る兆しはなし

テクニカルサポート詐欺(TSS)は、2024年第1四半期から第2四半期の大部分にかけて、その活動を活発化させている。この活動は、四半期の終わりにかけてやや減少している。日本、米国、ドイツは、このTSS詐欺の脅威のホットスポットとなっている。

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