チェック・ポイント・リサーチ(CPR)は10月13日、2026年9月のグローバル脅威インテリジェンスの分析結果を発表した。そのうち、企業での生成AIの利用拡大による機密データの漏洩に関する概要は以下のとおり。
2026年9月、企業で入力された生成AIプロンプトの39件に1件が機密データ漏えいの高リスクプロンプトと判定され、この問題は日常的にAIを利用する組織の89%に及んだ。機密情報を含む可能性があるプロンプトも全体の14%に上り、1ユーザーあたりの月間プロンプト数は平均131件、1組織あたり平均8種類のツールが使用されていた。
漏洩リスクのある情報はネットワーク・ITインフラ(71%)、財務データ(70%)、法務・規制関連(68%)、人事データ(62%)、PII(60%)と業務の中核に及ぶ。業種別ではビジネスサービスが4.9%で最高リスク、次いで金融サービス4.1%、ヘルスケア3.5%。地域別ではラテンアメリカが4%と世界平均2.5%を上回った。
フィッシングメールは91件に1件(1.1%)と8月から増加し、81%が悪意あるリンクを含む。業種別では団体・非営利組織が2.17%で最多。
ランサムウェア攻撃は9月に824件(前年比53%増)を記録。ビジネスサービスが被害の31.3%を占め、地域別では北米が46%で最多。最活発グループはThe Gentlemenが13%でトップ、次いでQilin9%、Akira5%と続く。80の恐喝グループが活動し、脅威の状況は流動的なままとなっている。
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