スリーフィールズとサイバートラストは1月7日、国際的なコンテンツ真正性の技術標準であるC2PA(Coalition for Content Provenanceand Authenticity)技術を活用した映像真正性保証ソリューションの共同開発に向け技術提携したと発表した。
C2PAは、デジタルコンテンツの出所や真正性を検証可能にするための技術標準を策定する国際的な業界連合。策定されたC2PA技術は、コンテンツの透明性確保やフェイクコンテンツ対策の基盤技術として先進的な領域で採用が進んでいる。
本提携では、スリーフィールズの映像クラウドサービス「TStocker」で提供する映像データに、サイバートラストの「iTrust C2PA用証明書」を組み合わせる。これにより、「いつ、どこで、どのように撮影し、編集されたか」という映像の来歴情報(プロビナンス)をC2PA技術で第三者にも検証可能な形で記録・保管できる、先進的なソリューションの実現を目指す。
実現すると、消費者側でも映像コンテンツの真正性を検証可能になり、フェイクコンテンツが混入するリスクを抑制し、産業分野における映像データの信頼性向上に寄与できる。
具体的な技術提携としては、以下2点を挙げている。
認証技術を活用した信頼性の強化
サイバートラストの認証技術と「iTrust C2PA用証明書」 を活用し、映像クラウドサービスを介した映像データの真正性を確実にするための認証基盤を構築する。電子的な証拠能力を担保するためのタイムスタンプや電子署名技術の活用を推進する。
映像データとC2PA技術の統合
スリーフィールズの特許技術を用いて保存される映像ストリームおよびプローブデータに対し、来歴情報(プロビナンス)の安全な記録と電子署名を付与。TStockerに保管された映像データの加工・共有、および利活用において、改ざん検出と履歴のトラッキング機能の実現に向けた開発を進める
