レポートオーシャンは3月10日、日本サイバーセキュリティ市場を取り巻く事業環境、企業のセキュリティ優先課題、ならびに市場成長を支える主要因を把握するために、業界関係者を対象として実施した調査の結果を公開した。
この調査では、モバイルデバイスの利用拡大、クラウド移行、リモートワーク、IoT導入の進展が、日本企業におけるサイバーセキュリティ投資やリスク管理戦略に大きな影響を与えていることが明らかになったとしている。主な調査結果の概要は以下のとおり。
■調査質問および回答結果
Q1:日本のサイバーセキュリティ市場の今後5年の見通しをどのように評価しますか。
・非常に前向き/やや前向き:66%
・横ばい:22%
・やや否定的/否定的:12%
Q2:日本におけるサイバーセキュリティ需要の拡大に最も寄与している要因は何ですか。
・モバイルデバイス利用の拡大:24%
・クラウド移行:22%
・サイバー攻撃の高度化:21%
・IoT導入の拡大:19%
・規制・コンプライアンス要件:14%
Q3:リモートワークおよびデジタル取引の拡大は、日本企業のサイバーセキュリティ優先事項にどの程度影響していますか。
・非常に大きい/大きい:68%
・ある程度影響がある:21%
・あまり影響しない/影響しない:11%
Q4:日本において今後最も需要拡大が期待されるサイバーセキュリティ領域はどれですか。
・アイデンティティおよびアクセス管理(IAM):26%
・インフラセキュリティ:22%
・データセキュリティおよびプライバシー:20%
・ガバナンス・リスク・コンプライアンス(GRC):18%
・脆弱性管理:14%
Q5:日本企業がサイバーセキュリティ強化を進める上で最大の課題は何ですか。
・導入コストの高さ:27%
・熟練したサイバー人材の不足:24%
・脅威の急速な高度化:20%
・規制対応の複雑さ:17%
・既存ITシステムとの統合:12%
Q6:日本企業にとって、クラウドベースのサイバーセキュリティソリューションはどの程度重要ですか。
・非常に重要/重要:72%
・ある程度重要:18%
・あまり重要でない/重要でない:10%
Q7:日本で今後最も需要が高まると考えられるサイバーセキュリティの導入モデルはどれですか。
・クラウドベース:39%
・ハイブリッド:27%
・オンプレミス:19%
・マネージドサービス環境:11%
・わからない:4%
Q8:日本において最もサイバーセキュリティ支出を牽引すると考えられる業界分野はどれですか。
・銀行、金融サービス、保険(BFSI):31%
・ITおよび通信:24%
・ヘルスケア:16%
・製造業:15%
・政府/防衛:14%
Q9:日本のサイバーセキュリティの将来において、AIを活用した脅威検知およびリアルタイム監視はどの程度重要だと考えますか。
・非常に重要/重要:69%
・ある程度重要:20%
・あまり重要でない/重要でない:11%
Q10:今後5年間で、日本企業はサイバーレジリエンスを高められると思いますか。
・非常に自信がある/ある程度自信がある:57%
・どちらとも言えない:24%
・あまり自信がない/自信がない:19%
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