IPA(情報処理推進機構)は10月21日、情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況[2025年第3四半期(7月~9月)]を公開した。その概要は以下とおり。

●相談対応件数

2824件で前四半期から約4.0%減だが、前年同四半期比では約0.7%増となっており、ほぼ変わらない相談件数となっている。相談件数の多い手口の順に「ウイルス検出の偽警告」647件(構成比22.9%)が最も多く、続いて「不正ログイン」387件(同13.7%)、「フィッシング」137件(同4.9%)、「暗号資産(仮想通貨)で金銭を要求する迷惑メール」57件(同2.0%)、「ワンクリック請求」7件(同0.2%)、だった。

●「ウイルス検出の偽警告」に関する相談

ウイルスを検出したという偽警告で不安を煽り、電話をかけさせてサポート契約に誘導する「ウイルス検出の偽警告」に関する相談は前四半期から約29.1%減の647件。

●「不正ログイン」に関する相談

前四半期から約44.9%増の387件。前四半期に引き続き、Facebook、Instagramなどに不正ログインされて、自分ではログインできなくなったという相談が多く寄せられており、増加傾向にある。

●「フィッシング」に関する相談

前四半期から約8.7%増の137件。各種サービスや企業を騙ったメールから偽サイトにアクセスして、個人情報やクレジットカード情報などを入力したという相談が寄せられてる。9月には国勢調査を騙ったフィッシング手口が確認されている。

●「暗号資産(仮想通貨)で金銭を要求する迷惑メール」に関する相談

前四半期から約50.0%増の57件。メールに書かれている嘘の恐喝内容に驚いて、その真偽についてのご相談が引き続き寄せられている。暗号資産で金銭を支払ってしまったという相談は確認していない。

●「ワンクリック請求」に関する相談

前四半期から50.0%減の7件。ワンクリック詐欺の手口内容に変化はみられない。アダルトサイトを観ていたところ、突然会員登録が完了し、金銭を支払うように指示する画面が出てきたことに関して、支払の必要性についての相談が寄せられている。

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